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歯周病の原因

 歯周病の直接の原因はプラーク(歯垢)。しかし、歯周病の発症・進行には、毎日の生活習慣にひそむいろいろなリスクファクター(危険因子)が関わっています。

プラーク:プラークは食べ物のかすのように見えますが、実は歯周病菌やむし歯菌など微生物のかたまりです。プラーク1mgに1億個以上の微生物がいるといわれています。

歯石:ねばねばしたプラークが歯周病菌をかかえて、その細菌が少しずつ死滅して、それに唾液成分の無機質が沈着し、石灰化して歯石になり、歯と歯ぐきの境目や歯ぐきの中にも硬くくっ付いているので、磨いただけでは取れません。


歯周病の進行

  1. MC900398197.png歯と歯ぐきの間に歯肉溝と呼ばれる溝があります。深さは健康な歯肉で0.5~2mm。この溝のところにプラークがたまり、歯肉に炎症が起こる。これが歯周病の始まりです。
  2. 炎症が腫れ上がると溝が深くなり、やがて巣みたいなポケットになってしまいます。ポケット内のプラークで歯周病菌がいっそう繁殖し、歯石もできて、歯周病は悪性循環に悪化していきます。
  3. 炎症がさらに拡大して歯槽骨や歯根膜が破壊され、歯もぐらつきはじめます。歯槽骨が半分以上破壊されると、歯はぐらぐら浮いてきます。
  4. 最後には歯は台無しに抜けてしまいます。

歯周病のリスクファクター

  • 口のなかのことに関心がうすいと、口のなかの清掃もおろそかになります。
  • 軟らかいもの、甘いものばかり食べていると、プラークができやすい。
  • 口で呼吸するくせがあると、歯肉が乾燥しやすくなり、炎症が強まります。
  • 歯ぎしりは、歯周組織に負担をかけ、歯周病を悪化させます。
  • 歯並びがわるいと、プラークがたまりやすくなります。
  • タバコを吸っている人は歯周病の進行がはやい。
  • 糖尿病は、体の抵抗力を低下させ、歯周病を悪化させます。
  • 女性の思春期、妊娠、更年期は、ホルモンの影響で歯周病を悪化させます。
  • 生活習慣の乱れは歯周病の温床。
  • ストレスが多いと、体の抵抗力を低下させ、歯周病を悪化させます。
  • その他に、歯ぎしり、口腔習癖、骨粗しょう症、加齢、薬の副作用なども危険因子であり、歯周病を悪化させます。